胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎など、消化器の炎症の治療にも討ち入られているネキシウムという薬があります。普段から健康な人には聞き慣れない薬の名前ですが、消化器系の炎症の症状に悩まされている人にとってはネキシウムとはどんな治療薬で、どういった効果があり、副作用はどうようなものが考えられるのかという点は大変興味のある部分です。

逆流性食道炎の原因はストレスが絡むこともある

逆流性食道炎の原因はストレスが絡むこともある

仕事や悩み事でストレスを抱えていると胸焼けや不快感を感じることがあります。
それは逆流性食道炎になっている恐れがあります。
日常生活を送っている中である程度のストレスがあるのは当然ですが、自分ではどうしようもできないほど過度に受けてしまったり、長期にわたって受けることで体に変調をきたします。
そのようなストレスを原因とする疾患の一つに逆流性食道炎があります。

逆流性食道炎を患っていても特に動けなくなるような症状になることはありません。
また常に症状が出ているわけではないため、少し我慢していれば気にならなくなります。
そのため軽視して放置してしまうことが多く、ストレスが除去されないことでさらに悪化するようなケースもあります。
ストレスが直接食道に影響をすることはないので必ず逆流性食道炎になるわけではありません。
ただし、ストレスによって胃酸が過多になることが多く、食道への胃酸の逆流が発生しやすくなります。
また、食道と胃の継ぎ目にある下部食道括約筋は胃酸の逆流を防ぐ機能があります。
下部食道括約筋がストレスによって活動が鈍くなることで胃酸の逆流を抑えきれないこともあります。
このような状況から逆流性食道炎になりやすくなります。

また、ストレスは精神的に不安定になり暴飲暴食やアルコールの摂取量の増加、偏食、タバコの吸いすぎなどの生活習慣の乱れを引き起こします。
このような状態になると胃の活動に影響を与えてさらに胃酸を出す量や間隔を増やすことになります。
さらに生活習慣の乱れは睡眠不足や運動不足によって体の機能自体を低下させることにもつながります。
生活習慣の乱れによって免疫力の低下が起こることで正常な代謝が行われない状態となります。
このような状況がさらに症状を悪化させます。

原因となるストレスを除去しない限り改善されないため、長期間に胃酸の逆流が続くと悪化して食道に潰瘍ができてしまう恐れもあります。
胸焼けなどの症状を感じたら生活を見直してストレスの除去に努めた方がいいでしょう。

ストレスを発散する方法の紹介

逆流性食道炎の原因となるストレスを早めに除去することで症状を改善することができます。
仕事のストレスを個人的に除去することはできませんが、他の方法で発散することで緩和することができます。
特におすすめなのが運動です。
人は過度のストレスを受けた時にアドレナリンが過剰に分泌されることになります。
アドレナリンは交感神経のホルモンで血中に分泌されると心拍数と血圧を上昇させます。
そして筋肉の張力を上昇させてすぐに動ける状態にします。
これは本能的な作用で動物が敵に襲われている状態と同じです。
すぐに戦ったり、逃げたりできるように体を準備している状態です。
つまり体を動かさないといけない状態になっているということです。

運動をして筋肉を動かすことでアドレナリンを消費することができるため、体に対するストレスを減らすことができます。
筋肉の緊張をなくすことで精神的にも落ち着くようになります。
だから運動はストレス解消に最適ということになります。
でも、仕事が忙しいとなかなか運動することができません。
でも、職場でも運動するのと同じように筋肉を動かすことができます。
それが筋弛緩法です。

筋弛緩法は、いつでもどこでも行うことができます。
まずは意識して筋肉に力を入れていきます。
だいたい80%ぐらいまで力をかけたら5から10秒程度維持しましょう。
そして一気に力を抜きます。
意識していた力が抜けて緩んでいる状態です。
これで10秒から20秒間弛緩した状態に意識を集中しましょう。
これだけでも筋肉が動くためアドレナリンを消費することができます。

また、質の良い睡眠をとることも重要です。
規則正しい睡眠のサイクルを続けることでホルモンのバランスを整えることができます。
寝酒や食べてすぐ寝るようなことがないよう、また、就寝前にテレビやスマートフォンを使わないなどの心がけが必要です。