胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎など、消化器の炎症の治療にも討ち入られているネキシウムという薬があります。普段から健康な人には聞き慣れない薬の名前ですが、消化器系の炎症の症状に悩まされている人にとってはネキシウムとはどんな治療薬で、どういった効果があり、副作用はどうようなものが考えられるのかという点は大変興味のある部分です。

逆流性食道炎に悩む方は漢方で治療!

逆流性食道炎に悩む方は漢方で治療!

胸焼けがする、喉が痛い、ゲップが頻繁に出る、風邪でないのに咳が出る、このような症状の場合は逆流性食道炎の可能性があります。
逆流性食道炎の原因はストレスやお酒の飲み過ぎ、姿勢が悪いなど多岐にわたります。
そのため、治療しようと思ってもなかなか治らないのがこの病気のつらいところです。

一般的な治療方法としてはPPIという胃酸の量を制御する薬を使って、症状の原因となる胃酸を食道まで上がらせないことです。
多くの場合、この西洋薬を使えば症状を一時的に軽減することが可能ですが、根本的な解決に至らないことが多いのが現状です。
そんな時に役に立つのが東洋医学の漢方です。
先程も申し上げましたが、逆流性食道炎の原因は食生活や生活習慣の乱れが大きく関わってきます。
漢方の場合、西洋薬のようにその症状をピンポイントで抑えていくわけではなく、胃酸が逆流するような体にならないように体質を改善していきます。
そのため、一時しのぎではなく、根本的に逆流性食道炎を解決する突破口となるわけです。

漢方のいいところはこれだけではありません。
西洋薬の場合、効果が強く表れるため体にかなりの負担がかかります。
その点、漢方の場合は即効性はありませんが、その分体に負担がかかりにくく生活に支障が出にくいのが特徴です。
逆流性食道炎は風邪のようにすぐに治る病気ではないため、長期間続けられるものが推奨されます。
漢方は日常生活に溶け込みやすく、誰でも気軽に始めやすいところが多くの方から支持されています。
もしも、逆流性食道炎の症状を見て心当たりがある方は一度漢方を試してみるといいです。
今まで苦しめられていた症状が緩和されることが期待されます。

ただし、漢方は肝臓に負担をかけやすいので、肝臓に問題がある人は注意してください。
また、漢方はドラッグストアで気軽に購入することが出来ますが、出来れば漢方専門医に診てもらって、自分に合ったものを処方してもらうほうが効果があります。

漢方薬の半夏厚朴湯とイツラックについて

一口に逆流性食道炎の漢方といってもさまざまなものがあります。
例えば、半夏瀉心湯や六君子湯、半夏厚朴湯といったものが挙げられます。
半夏瀉心湯と六君子湯はどちらかというと胃や食道の調子を整える効果があり、逆流性食道炎の典型的な症状によく効きます。
今回、特に触れておきたいのは半夏厚朴湯です。

半夏厚朴湯は喉に何か詰まっているような感じがしたり、違和感を感じる時に使うとその症状を和らげることが出来たりする漢方です。
逆流性食道炎というと胃や食道だけに影響があると思いがちですが、喉にも影響を及ぼすことがあります。
先程も申し上げましたが、咳が出るというのも逆流性食道炎の立派な症状の一つです。
そんなときはこの半夏厚朴湯を服用しましょう。
ストレスや疲労によっておかしくなってしまった気の流れを正常なものに戻すことが出来ます。

さて、漢方には大きな欠点があることをご存知でしょうか。
それは飲みにくいところです。
飲み方としては粉薬を飲むときのように水を口に含んで、そこに漢方を放り込んで飲み込みます。
これだけでも西洋薬と比べるとかなり面倒ですが、さらに漢方にはあまり美味しい味ではないという側面もあります。
苦かったり、酸っぱかったりさまざまなので、人によってはかなり飲みにくいでしょう。
そういった場合はイツラックという生薬を試してみてください。

桂皮、丁字、茴香という胃の調子を整えたり、温めたり、鎮静作用があったりする生薬を使用しているため、逆流性食道炎の治療としてはぴったりです。
イツラックの良いところは味や匂いに大きな特徴がなく、漢方よりも圧倒的に飲みやすいところにあります。
また、飲み方としては食前や食間に2錠飲めばいいだけなので続けやすいところも大きな特徴です。
逆流性食道炎で悩んでいる人はこのような薬を一度試してみてください。